たべよう
竹を食べて放置竹林をなくす
特定非営利活動法人加茂女(京都府木津川市)
放置竹林整備をしているボランティアグループです。切っても切っても生えてくる竹に業を煮やし「竹を食べて放置竹林を無くそう。」を合言葉に、食品開発に取り組み始めました。
環境問題に取り組んでいるボランティアグループです。活動歴30年になります。放置竹林への不法投棄から産業廃棄物の埋め立て地ができるという事件が起き、住民の反対運動に参加しましたが、大きな埋め立て地ができるという苦い経験をしました。
この地域は、山城筍の本場です。近年は竹の需要が減ったことに加え、中国産の筍に価格面で負けたことにより放置竹林が増えだしました。不法投棄の温床になったり、植林地を脅かしたりと大変な事態になって来ています。
京都の景観はかぐや姫の時代から「美しい竹の景色」なのにと残念に思い、放置竹林整備を始めました。しかし、切っても切っても生えてくる竹に業を煮やし「竹を食べて放置竹林を無くす」という運動に取り組みだし、筍の新しい食べ方を提案したり開発したりしています。筍お焼きのほか、筍するめ、筍ジャム、筍ジェラート、筍オイル漬けなどがあります。
現在は、以下のような活動を定期的に行っています。
毎月1回、第2土曜日の竹林整備
毎月1回、第2火曜日のアルミ缶集め(この売上金は社会福祉協議会に寄付しています)
毎月1回、第1火曜日にミニコミ誌発行(4500部)
毎週1回、木曜に「かぐや姫ランチ」の提供